身の回りの発生源
身の回りの発生源
- タバコの紫煙が大量の活性酸素を生む
- タバコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれています。そのなかには発がん性物質もあります。カット・ソッド試験から、発がん性物質の多くに活性酸素を発生させる性質があることがわかるようになりました。肺に有害物質が沈着すると、これを取り除こうとして白血球が活性酸素を発生させてしまうため、体内の活性酸素量を増やしてしまうことになるのです。タバコにより肺がん、肺気腫が起こりやすくなる喫煙によって発生する大量の活性酸素は、肺に大きな影響を与えてしまいます。喫煙でもっとも起こりやすい肺の病気は肺気腫です。...
- 化粧品の化学物質から活性酸素が発生!?
- 女性ならだれもが使っている化粧品。若く美しい肌をつくるためには欠かせない存在です。しかし、その化粧品を使うことによって、逆に「老化」を早めてしまうとしたらどう思いますか?実は、化粧品のパッケージに示された成分表示欄には多くの化学物質が使われており、なかには活性酸素を発生させるものもあるのです。カット・ソッド試験の発生テストで調べた結果では、調査した製品の約6割から活性酸素の発生が確認されたということです。活性酸素は皮膚の老化を進める原因となるので、自分の使っている化粧品をもう一度見直してみてはい...
- 自動車の排ガスから活性酸素が発生
- 空気の汚れは年々深刻になっています。その大きな原因となっているものの一つが、自動車の排ガスです。自動車の排ガスには、さまざまな有害物質が含まれています。軽油を燃料に使うディーゼル車は、燃費が良いことから、トラックなどで多用されています。しかし、粒子状物質(PM)のほとんどがディーゼル車から排出されています。普通自動車に多いガソリン車からも有害な窒素酸化物(NOx)が排出されています。窒素酸化物(NOx)は、脂質を酸化して過酸化脂質をつくります。粒子状物質(PM)は、発がん性が疑われている物質です...
- 水道水の汚染物質も活性酸素の発生源に
- 毎日の暮らしに欠かすことのできない水道水ですが、これも活性酸素の発生源になるおそれがあります。もともと水道水は、河川や地下水などの原水を、塩素などで浄化処理し有害物質・雑菌を除去して家庭に届けています。その際に、塩素と原水の有機物質が反応して、活性酸素を発生するもとになる「トリハロメタン」という物質が生み出されてしまいます。原水の汚れが大きいほど、トリハロメタンの残留量も増えてしまいます。「でも水道水には安全基準が設けられているんでしょ?」という声も聞かれますが、この基準値は「生涯とりつづけても...
- 紫外線(UV)のもたらすメリット・デメリット
- 太陽から降り注ぐ紫外線(UV)。紫外線の働きは悪いことばかりではありませんが、浴び過ぎることによって害の方が大きくなることがあります。【メリット】・ビタミンDの合成ビタミンDは骨の形成に欠かせません。紫外線の効果でビタミンDが生成されます。・殺菌・脱臭洗濯物を天日で干せば、殺菌や脱臭効果を得ることができます。【デメリット】・日焼けメラニン色素を増加させて、肌の色を変化させます。・皮膚のシミ・シワ、目の病気にかかりやすくなる皮膚の老化が早くなり、白内障などの目の病気が起こりやすくなってしまいます。...