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肺がんの知識あれこれ
日本のがんによる死因の1位が肺がんである?
日本人の死因の第一位ががんであることはよく知られていますが、これが肺がんであるとご存知である方は少ないようです。また、肺がんの患者数・死亡者数ともに増加し続けています。米国、英国、韓国、中国など他の多くの国でも同様です。
肺がんの検査はどのような方法が使われますか?
他のがん以上に、肺がんの検査はCTが役に立っています。肺は均一に空気を多く含んでおり、放射線(X線)の透過度が高く、肺内に腫瘍があると、肺とのコントラストで明確に写し出されます。
確定診断をする場合は、組織を顕微鏡で調べる病理検査が必要です。喀痰細胞診では痰の中にがん細胞が混じってないか調べます。体外から直接針を刺す経皮針生検も行われます。
肺がんは脳にも転移する?
肺がんは他のがんに比べても転移しやすいという特徴があります。転移する場所は全身のどこにでも及ぶ可能性があり、なかでも脳は肺がんの転移が起こりやすい部分でもあります。
肺がんの手術は年齢で判断するの?
年齢が高いと手術にかかる負担の影響も深刻になる場合がありますが、基本的には総合的な判断をして手術するかを決定します。年齢に限らず、健康状態を調べたり、がんの切除によって回復する見込みがあるかどうかなどによります。
レーザー治療の効果は高くない?
現在では、レーザー治療も、手術や抗がん剤などの化学療法などと同じように高い効果が期待できるようになっています。胸を切り開かないので体への負担も少なくて済みます。ただし、肺がんのタイプによっては多少効果に違いがあります。早期の中心部の肺がんにはとくに効果を上げています。
肺がん治療薬で一番使われている薬は?
もっとも使われている抗がん剤としては、「シスプラチン」というものが有名です。抗がん剤にも種類がたくさんあり、患者さんの健康状態や肺がんのタイプによってさまざまなものが使われます。
病巣がなくなった後も通院が必要?
がんの病巣が消滅した後も、定期的に通院して再発や転移がないかを調べる必要があります。ただし、治療後5年が過ぎればほとんど心配することはなくなるので大丈夫です。
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