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子宮がんの治療記事一覧

子宮がんに限らず、がん治療は長い間病院にお世話になるので、適切な病院選びが必要になります。病院の情報収集の手段には、病院ランキングや症例数が多い病院を掲載した医療系の雑誌、がん関連の書籍、インターネットの検索、口コミ掲示板などが利用できます。かかりつけ医がいれば、子宮がん治療の名医に紹介状を書いてもらうこともできます。子宮がんと診断されたときは、まずは「産婦人科外来または婦人科外来」を掲げている入...

子宮がんの治療で入院することが決まると、普段との環境の違いから緊張することと思います。入院中は治療に専念できるように、まずは周りの環境を整えておきましょう。とくに、仕事と家事については重要です。仕事をしているならば引き継ぎをしっかり行い、診断書の提出も必要になります。子供がいる家庭では、子供の面倒を見てくれる人を探さなければなりません。家事についてもうまく引き継いでいきましょう。病院では入院から退...

子宮がんの治療では、手術療法が中心となります。子宮体がんの治療の中心は手術で、子宮頸がんでは切除が可能な早期の場合に限り手術が行われています。手術の方法にもさまざまな種類があり、がんの状態や患者さんの体の状態によって適応される手術もかわってきます。円錐切除術円錐切除術とは、病変部を含めた子宮頸部の組織を円錐状に切除する方法です。切開には、通常のメスのほか、高周波電流やレーザーなどを用いる場合があり...

放射線療法とは放射線療法とは、X線、電子線、ガンマ線などの放射線を用いて、体にメスを入れることなく、安全にがんを治療する方法です。放射線を照射されたがん細胞の遺伝子(DNA)は破壊されて、増殖できなくなって死滅します。放射線が当たると正常な細胞にもダメージを受けますが、なるべく正常組織を避けて治療計画を立てていきます。体への負担は最小限に食い止めます。放射線治療は、子宮がんのなかでも子宮頸がんの治...

放射線治療の副作用には、症状が現れる時期によって以下のようにわけられます。副作用の現れ方には個人差があります。急性期(治療中〜治療終了直後)晩期合併症(治療後数ヶ月〜数年後)急性期の副作用急性期に副作用が起きるのは、主に照射した部位(骨盤部)になります。副作用の多くは一時的で、治療を休むことで回復できます。ただし、自分勝手に休むのではなく、医師と相談して決めましょう。放射線宿酔放射線治療を開始して...

化学療法とは、抗がん剤を使って、がん細胞の遺伝子の合成を阻害して、分裂や増殖を抑える治療法です。手術や放射線による治療は、局所のがん細胞だけに効くものでしたが、化学療法では作用が全身に及んで、体内のがん細胞を攻撃します。そのため、転移したがんや体の深くまで浸潤したがんを死滅させることが可能になります。ただし、子宮頸がんは比較的抗がん剤が効きにくいがんに分類されています。治療の効果を高めるために、単...

抗がん剤は全身に作用して、転移したがんや深く浸潤したがんにも有効ですが、正常な細胞にも影響を与えるため、ある程度の副作用は避けることはできません。血液成分をつくる骨髄細胞や、毛根を包み込んでいる細胞などは、増殖も早いためとくに損傷を受けることになります。ただし、副作用には個人差があり、症状が軽い人もいれば重い人もいます。実際に治療を受けてみないと分からない部分も多くあるため、必要以上に怖がることは...

子宮体がんや子宮頸がんの手術では、がんの発生した病巣といっしょに、所属したリンパ節を切除する手術がよく行われます。これを専門的には「リンパ節郭清」と呼びます。リンパ節とは何かそもそもリンパ節とは一体何なのでしょうか?そしてどのような働きをしているのでしょうか?私たちの体の中には動脈や静脈がはりめぐらされていますが、リンパ管というものも存在しています。毛細血管から組織液の中にしみ出した余分な液体は、...

ここでは子宮体がんのステージ(病期)ごとの治療について紹介しています。子宮体がんの治療は、初期には手術が行われます。癌が進行している場合は、放射線療法や化学療法(抗がん剤)が選ばれます。また、妊娠や出産を希望する患者さんには、ホルモン療法が行われるケースもあります。治療については、患者さんの年齢や合併症の有無、健康状態、病状の進行具合などによって総合的に決定されます。0期の治療まだ癌ではなく、異型...

子宮体がんでは、次のような場合に限りホルモン療法が行われることがあります。子宮体がんがまだ0期である場合がんがまだ子宮内膜にとどまっているTa期の場合進行した子宮体がんで抗がん剤治療ができない場合妊娠・出産を強く希望している場合とくに、将来的に出産を希望している人にとってはメリットです。子宮体がんの一般的な治療法は、子宮を摘出する(子宮全摘出術)方法なので、妊娠や出産が不可能になるためです。近年で...

ここでは子宮頸がんのステージ(病期)ごとの治療について紹介しています。子宮頸がんの初期の治療は、子宮体がんと同じように手術が中心となります。ただ、進行期に入ると放射線療法が主体となります。子宮頸がんには放射線療法がよく効くことがわかっています。0期の治療0期はがんが上皮内にとどまっている状態で、転移の心配はありません。局所療法で対処することができます。妊娠・出産を希望する場合・・・円錐切除術が適用...