自分で症状をコントロールできるようになろうぜんそくは短期間で治るような病気ではありません。一般的に、治療には数年単位の時間を要することになります。そのため、日々のぜんそくの状態や症状、使用している薬の頻度などを、患者さん自身が自己管理していくことが大切になります。治療は医師に任せきりというのではなく、自分でも積極的にぜんそくについて理解していくことが必要です。ぜんそくの治療では、薬物治療が中心とな...
スポンサード リンク
ぜんそくの自己管理記事一覧
ピークフローとはピークフロー測定とは、十分に息を吸い込んで、力いっぱい吐き出したときの息の速さの最大値を調べる検査です。最大呼気流速度(Peak Expiratory Flow Rate, PEFR)をさします。このピークフローの値を調べることで、気管支の状態を客観的に知ることができます。例えば、ぜんそくの発作が起きたときや、炎症が悪化して気道が狭くなってくると、吐き出す息の量も減るので、ピークフ...
ピークフロー値は治療の参考になるピークフロー値を測定して、ぜんそく日誌に毎日記録しておくと、少しずつ数値が変化していくのが分かってきます。数値の変動で、自分のぜんそくや気管支の状態を客観的にみることが可能になります。他にも、使用中の薬や体調などが変わったときに、ピークフロー値がどのように変化していたかを知ることができ、自覚症状がない早い段階で、発作を未然に防ぐこともできるようになります。病院の医師...
気管支は荒れた状態が続いている発作がおさまって、症状がなくなっても、気管支の内部は荒れて過敏な状態が続いています。小さな刺激から再び発作を引き起こしてしまうことがあるので要注意です。気管支が発作前の状態に戻るまでには、小発作で1〜2週間中発作で2〜3週間大発作で1ヶ月かかります。発作がおさまったからもう平気と思って、体に無理をさせるようなことは避けなければなりません。医師の指示に従う発作後、気管支...