群発頭痛

群発頭痛は、なぜか男性に多い頭痛で、発作の直前に前ぶれ症状があらわれ、強烈な痛みを発するのが主な特徴になります。持続時間は１〜２時間ほど。「群発期」と呼ばれる、１年に１回、１〜２ヵ月の間、頭痛発作が起こる時期があり、連日ほぼ決まった時間に痛みがあらわれます。ただし、「慢性群発頭痛」といって、１年のうち１１ヶ月以上痛みが続くタイプのものもあります。片頭痛と比べると知名度は低く、患者数自体も片頭痛の約...

群発頭痛の原因は不明激しい痛みをもたらす群発頭痛ですが、実はその原因はよく分かっていません。ただ、痛みの発作が起こっているときは、こめかみにある血管が拡張しているため、血管のまわりの神経が引っ張られて痛むと考えられています。また、痛みと同時に目の充血や鼻水が出るという症状は、自律神経（脳幹部にある血管運動神経中枢）から何らかの異常な命令が出ているためといわれています。ヒスタミン、セロトニンが関係？...

群発頭痛は、これまでにも紹介してきたように、男性に多い激痛の頭痛です。しかし、なかには女性に多い激痛型タイプの頭痛も存在します。それが「慢性発作性片側頭痛」です。厳密には群発頭痛ではありまでんが、いくつかの点が群発頭痛と共通しているので、ここで取り上げています。群発頭痛と似ている点頭の右側から左側に発作的に頭痛が起こる頭痛が起こっている間、目から涙が出たり、鼻水が出たりする群発頭痛と異なる点１回あ...