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短くなる一方の入院期間
「がんにかかると長期間入院しなければならない」と思うかもしれませんが、すべてのがんで入院日数が短縮傾向にあります。これは厚生労働省の患者調査で明らかになりました。
がんの平均入院日数は、1996年(平成8年)は46日でしたが、2011年(平成23年)では19.5日と大幅に減少しています。
また、がんの入院患者数と外来患者数については、外来患者数が増えて、入院患者数は減っています。
このような結果になった要因は、内視鏡手術などの切らずに治す技術が進歩したことが挙げられます。患者の身体的なダメージはかなり抑えられ、長く入院する必要もなくなりました。
かつてはがんといえば死に至る恐ろしい病でしたが、最近では入院せずに通院で治療するケースも増えてきています。進行状況にもよりますが、がんは通院で治療する時代になったといえるかもしれません。
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