体のサビつき防止Q&A
活性酸素は、体の老化を早めて、病気を引き起こす元となります。活性酸素を消して、サビを防ぐために何が正しいのか、何が間違っているのかを確認しておきましょう。
Q.タバコは吸わないようにしたほうがいい?
A.タバコを吸うと、体内で大量の活性酸素が発生してしまいます。とくに肺に大きな影響を与えてしまい、タバコを吸っていない人の肺に比べると、真っ黒でボロボロになってしまいます。
Q.日焼けは体に悪いので、強力な日焼け止めを使ったほうがいい?
A.日焼け止めの使用は有効ですが、あまり強力な作用をもつ日焼け止めには、化学物質が多く使われています。かえって肌に負担をかけてしまうおそれがあるので、考えて使用するようにしましょう。
Q.運動は体に良いので、どんどん鍛え上げるべき?
A.適度な運動は体の健康維持には欠かせません。しかし、運動量があまりにも多すぎると、体内で発生する活性酸素の量が増えてしまいます。無理をしない程度に体を動かしましょう。
Q.芝生の上でゴルフを楽しむのはサビつきに影響ない?
A.ゴルフ自体はよい運動になりますが、ゴルフ場で使われている除草剤のなかには、活性酸素の発生源となるものがあるので要注意です。ゴルフ場のほかにも、芝生には農薬が多く使われている場合があります。
Q.お酒は体によくないので飲まないほうがいい?
A.お酒の飲み過ぎはよくありませんが、適量のアルコールは体のサビを防ぐ効果があり、健康のために役に立ちます。お酒の種類はあまり問いません。大切なのは適量を守ることです。
Q.体のサビを発見するために、レントゲン検査は積極的に活用すべき?
A.レントゲン検査に使われるエックス線(放射線)は、活性酸素の発生源となっています。検査を受ける頻度は、年に1回程度にしておきましょう。
Q.ビタミンCは体に良いので、ビタミンCが入っている市販飲料を飲むべき?
A.市販飲料に添付されているビタミンCには、体のサビ防止には効果がありません。製品のサビを防ぐために使われています。
Q.やわらかく、消化のよいものを食べた方がいいの?
A.やわらかいものばかりを食べていると、噛む回数が減ってしまいます。唾液にはサビを防止する成分が含まれており、噛むことで唾液の量を増やすことができます。
Q.野菜は加熱するよりも生で食べた方が体にいい?
A.野菜のなかには加熱調理に向いている根菜類もあるため、それらもあわせて摂るようにしたほうがよいでしょう。
Q.赤ちゃんには粉ミルクと母乳どちらがいいの?
A.母乳には活性酸素を消す効果があることがわかっています。粉ミルクは栄養もありますが、サビを防ぐ効果はありません。