肺がんの再発・転移チェック

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再発・転移していないかチェック

無事に治療が終わって病巣が消失すれば、まずはひと段落つきます。ただし、体内からがん細胞がなくなっているかどうかは分かりません。治療が終わって3ヶ月までは、治療した影響や回復具合などをチェックしておきましょう。

 

病院では、合併症や副作用があらわれていないか診察を受けることになります。通院のペースは、2週間〜1ヶ月に1回ほどの割合でおこなっていきます。

 

肺がんの場合の転移、再発は治療後約2年以内に起こるという報告があります。ですので、その期間内には、がん細胞の増殖がないか、肺から離れた部位に病巣を作っていないかを調べることになります。

 

再発・転移の検査方法

 

  • 血液検査・・・肝機能、腎機能、血中の血球数のチェック。3〜6ヶ月に1回
  • 画像検査・・・X線検査、CT検査。3〜6ヶ月に1回
  • 気管支鏡検査・・・6〜12ヶ月に1回

 

そして治療後5年を過ぎると、「肺がんはひとまず完治できた」といわれています。これは大きな目安になるので、覚えておきましょう。万が一、再発や転移が生じた場合は、残念ながら完治は困難だとされています。しかし、抗がん剤などでコントロールすることは可能になっています。

 

5年を過ぎて通常の生活に戻った後も、油断は禁物です。新たに別のがんが発生することも考えられるので、人間ドック、がん検診などで早期発見と治療をしていきましょう。

 

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