肺がんのPET検査

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PET検査でより詳しく調べることができる

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PETとは、Positron Emission Tomographyの略で、直訳すると「陽電子放射断層撮影」です。ポジトロンCTと呼ばれることもありますが、ふつうはPET(ペット)と呼びます。

 

まだ研究段階で有効性は科学的には完全に解明されていませんが、がんを検出する方法としてよく使われるようになっています。肺がんの検査ではCTが基本ですが、PET検査を行うケースとしては次のような場合になります。

 

肺がんのPET検査を行うケース

 

  1. CTで写った肺腫瘤が、良性か悪性かを判別するため
  2. 肺がん治療前に転移がないかを調べるため(臨床病期診断)
  3. 治療後に転移や再発がないかを調べるため
  4. 腫瘍マーカーが高値で、他の検査では異常が確定できない場合
  5. 放射線治療の照射野の決定で参考にするため
  6. 化学療法の経過中に治療効果を調べるため

 

肺がんに熟練した医師でも、CT画像の形状のみでは良性とがんとの区別が困難なことがよくあります。そのような場合にPET検査が役立つことがあります。ただし、PET検査でも良性・悪性の区別が100%可能なわけではありません。腫瘍のサイズがミリ単位だと適応にはなりません。

 

進行度を調べるためのPET検査では、リンパ節転移や遠隔転移がないかを調べることがあります。これらの転移があった場合は手術をすることができないので、治療方針を決める際に参考にします。

 

肺がん治療後の再発を調べるPET検査では、通常、上顎部から大腿部までの範囲を撮影し、その範囲に再発による異常集積がないかを調べます。転移や再発しやすい部位には、脳、肝臓、副腎、骨などがあります。脳転移についてはMRIで個別に調べていきます。

 

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