治療までに知っておきたいこと

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治療までに知っておきたいこと記事一覧

まずは身近な医療機関へ肺がんの初期には風邪に似た症状があらわれます。家族が体調の異変に気づいても、肺がんだと判断できないことが多くあります。そんなときは、まず自宅近くにあるかかりつけの診療所や病院を利用するようにしましょう。かかりつけ医なら、健康相談も気軽にでき、がんかどうか不安になったときも相談しやすいでしょう。必要な検査もしてもらえます。もし、かかりつけ医がいない場合は、大人を対象としている内...

はじめて診察を受けるときの注意点はじめて診療所や病院にかかるときには、まずは受付時間・診療時間を問い合わせましょう。診療所の場合は、診察時間や曜日が定まっていないこともあるので注意が必要です。病院の場合は、診療は一般的に午前中のみとなっています。また、予約が必要なこともありますが、初診時には予約を受け付けていないところが多くあります。肺がんの場合は、呼吸器科で診てもらうことになりますが、病院によっ...

最近の医療では、「EBM=Evidence Based Medicine」という考え方が広まっています。これは、確かな根拠に基づく医療という意味であり、医師の経験や勘だけで治療をすすめるのを控えるというものです。EBMが成り立つ要素には、1.科学的な根拠のある医療であること2.医師の知識や技量が十分に高いこと3.患者さんの利益になるような要望に応える治療であることの3つがあり、患者さん自身もある程...

肺がん治療の方法はいろいろありますが、大きく分けて「局所療法」と「全身療法」の2つがあります。補助的に症状を和らげる治療法として「緩和療法」というものもあります。局所療法がんそのものに的を絞った治療法で、病巣が限られている場合に用いられます。具体的には、●病巣を切除する手術療法 →関連ページ手術療法でがんを切除●放射線を照射してがんを攻撃する放射線療法 →関連ページ放射線療法で肺ガンを根治●レーザ...

保険適用外の治療は全額自己負担となる治療方針を決める際には、これから行う予定の治療に健康保険が適用されているかどうかを確認することが大切です。一般的に普及している治療法や治療薬には、健康保険が使えることが多いのですが、もし、保険適用外の場合は、自己負担がそれだけ大きくなってしまいます。研究段階の治療法やまったく新しい治療を行うときは、原則として全額を負担しなければなりません。治療費用は莫大な額にな...

健康保険による高額療養費高額な医療費の負担を軽くするために、健康保険には高額療養費制度が設けられています。これは2006年10月から施行された制度で、月ごとに一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分がもどってくるという内容になっています。同じ月に、同じ医療機関に支払った医療費が対象となり、外来と入院とを別にして計算します。(計算式は所得によって異なっています。)また、1年間に4回以上高額療養費制度...

医療費控除には交通費も含まれる肺がんに限らず、いったん大きな病気を起こすと、治療するためにはさまざまな出費がかさんでしまいます。高額になる医療費を抑えるためには、医療費控除の制度を利用しましょう。医療費控除は、1月1日〜12月31日までの1年間に、一定額以上の医療費がかかたとき、その年の税負担額を軽くするための制度です。患者本人が通院したときの公共交通機関による交通費や、入院時の食事代などは、税務...

肺がんの治療は、そのがんのタイプや病状によってさまざまな方法があります。治療方法がたくさんあるので、治療期間に関してもそれぞれで異なってきます。また、人によっても個人差があります。ただ、最近では手術のための入院日数は短くなっているというデータがあります。平均にして約1週間ほどです。国民医療費を低く抑えるために、医療機関では、入院期間はできる限り短くするという方針になっているようです。治療が終わった...

入院までの手続き入院するときは、病院の窓口で手続きすることになります。入院が決まれば、外来通院の際に手続きを受け付けてくれます。入院当日に手続きを行う場合もあります。病室は、個室と大部屋がありますが、ほとんどの方は個室を希望すると思います。埋まっていない場合は、個室を要望すれば聞き入れられます。大部屋には、小さなロッカーや身の回りの品を収納する引き出しの台などが備えられています。病室にはいろいろな...

有給休暇から病気休暇に切り替える会社員の人は、肺がんなどの大きな病気にかかると、仕事のことをまず考えることもあるかと思います。上司に正直に話すことを考えると、異動させられたり、解雇させられたりする不安が付きまとうことになりそうです。ただ、仕事の遅れはあとから取り返しがつきますが、病気の治療はいましかできません。将来のことや家族のことを考えると、まずはがんを治すことに重点を置いたほうがよいといえるで...