がんの受診は家族も同行します

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がんの受診は家族も同行します

はじめて診察を受けるときの注意点

 

はじめて診療所や病院にかかるときには、まずは受付時間・診療時間を問い合わせましょう。診療所の場合は、診察時間や曜日が定まっていないこともあるので注意が必要です。

 

病院の場合は、診療は一般的に午前中のみとなっています。また、予約が必要なこともありますが、初診時には予約を受け付けていないところが多くあります。

 

 

肺がんの場合は、呼吸器科で診てもらうことになりますが、病院によっては呼吸器内科と呼吸器外科に分かれていることがあります。紹介状がないときには、まずは呼吸器内科に行きますが、病院の中には受診相談ができるスペースもあるので、症状を詳しく話して受診する科を決めることも可能です。

 

 

症状はできるだけ具体的に話す

 

受診時には、どんな症状がいつ頃から出始めたのかをできるだけ具体的に説明することが大切です。例えば、だるい症状がある場合でも、「単にだるい」というのではなく、「これまでに感じたことのないようなだるさ」や「会社に行くのが辛いようなだるさ」などと説明するのがいいでしょう。

 

 

できれば、日付やそのときの症状、体調などを書き込んだメモを持参するようにします。症状の種類や経過、特徴などのこれまでの経過を整理しておくために必要です。

 

 

情報を正確に医師に提供すれば、後の検査や治療にもスムーズに移行することができます。

 

 

受診は家族に同行してもらう

 

がんの疑いがあって、紹介状をもって病院にいくときには、家族も同行することがよいとされています。初診日に胸部MRI、CTスキャン、気管支鏡などの検査を受けて、画像診断の結果をすぐに聞く場合があるためです。

 

 

また、最近ではがんの告知率が高まっており、外来でいきなりがんの可能性を告げられるケースも増えてきています。やはりがんの告知は相当ショックなものになります。患者さん本人が大丈夫だというときでも、家族が付き添ったほうがよいでしょう。

 

 

ただ、場合によっては、患者本人よりも家族のほうがショックが大きいときもあります。家族の中で、がんの告知によって大きく取り乱すような人がいる場合には、親戚や親しい友人などと一緒に行くようにしたほうがいいときもあります。

 

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