肺がんの予防は禁煙から

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禁煙を成功させるには

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肺がんを招く最大の要因である喫煙は、なんとかして止めたいところです。しかし、禁煙することがむずかしい理由は、タバコを吸い続けることで依存状態になってしまうことです。依存とは、それがないと体が耐えられない状態にになってしまうことです。

 

依存にも2つのタイプがあり、1つ目がニコチン依存です。タバコを吸う人は一定濃度のニコチンが血液中にあり、この状態に慣れてしまっています。ニコチンが切れるとイライラが溜まってくるため、解消のためにまたタバコに手を出してしまいます。

 

これを克服するには、ニコチン代替療法が有効です。これはタバコ以外のものからニコチンを摂取する方法で、ガムや貼り薬などがあります。そしてだんだんその量を減らして、ニコチン依存から脱出します。

 

2つ目の依存が、心理的依存です。喫煙が生活の一部になっており、ストレスの解消や習慣化になっているため、なかなか止めることができません。長年の生活習慣をいきなり変えるのは難しいものですが、たばこも同じことがいえます。

 

心理的依存から脱却するためには、自分で環境を見直したり、行動をチェックすることが有効です。例えば、タバコを吸うための灰皿やライターを近くに置かないようにしたり、店内などでは禁煙席を選ぶようにしていきます。夜更かしするとついタバコにも手を出してしまいがちなので、早めに寝ることも重要です。

 

他には、周りの人に「自分は禁煙する!」と宣言して追い込むのも良いかもしれません。自分だけでなく家族や友人に協力をあおぐのです。

 

依存が深刻な状態でどうしても禁煙できないようなら、医療機関にある禁煙外来に相談してみましょう。

 

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