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抗がん剤の副作用/脱毛への対処

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抗がん剤による化学療法はがんの治療に役立つもので、現在でもさまざまな場面で用いられています。しかし、抗がん剤による副作用のなかでも、とくに心配なのが脱毛ではないでしょうか。

 

なかでも女性の場合、脱毛するだけで鏡を見るのも嫌になり、気分を憂うつにさせてしまいます。

 

また、頭の髪の毛だけでなく、まゆ毛、まつ毛などの他の部位の毛まで抜けてしまうことがあります。これでは治療に集中することもままならないでしょう。

 

これらは一時的な症状ですが、まずは日ごろの頭髪の手入れを見直すことから始めていきましょう。

 

【頭髪の手入れ法】

  • シャンプーは刺激の少ないものを。無添加のシャンプーを使うとよいでしょう。
  • 髪の毛はロングよりもショートのほうが手入れが楽になります。
  • 髪をとくときには、やわらかめのヘアブラシを使用しましょう。

 

医療用かつらを利用する方法も

 

脱毛したときの対処法として、最近普及しているのが医療用かつらをつける方法です。

 

医療用かつらとは、がんで抗がん剤などの薬物を使用したり、円形脱毛症などによる頭皮の保護、精神的な苦痛を緩和させるために作られた特別なかつらのことです。一般的なかつらに比べて、肌にやさしい素材で作られています。抗菌加工もしてあります。

 

医療用かつらを購入するときは、主治医や看護師に相談したり、インターネットで検索してみるのがお勧めです。

 

材質は、人毛100%、人工毛100%、混合させたものがあります。また、オーダーメイド、セミオーダー、既製品などによって数万円〜数十万円するものまでさまざま用意されています。

 

医療用かつらを注文する時期については、抗がん剤投与の1〜3週間前に申し込むのがよいでしょう。
脱毛が始まるのが、抗がん剤治療を開始してから2〜3週間後くらいになるためです。

 

もしも、医療用かつらに抵抗がある方は、帽子をかぶったり、スカーフやバンダナを巻くという方法もあります。これなら費用はかかりません。

 

ただし、医療用かつらをつけたほうが心も晴れやかになるので治療に専念することができるのではないかと思います。

 

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