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がん治療後の生活スタイルの改善
食生活の改善
がんの治療が終わったら、それまでの生活スタイルを見直すのもいいでしょう。まずは、食生活を改めて体力や免疫力をつけることが必要です。
子宮がんの治療で、広汎子宮全摘出術やリンパ節郭清などの手術を受けた場合は、満腹になるまで食べ過ぎないように注意しましょう。食べ過ぎると腸閉塞になることがあります。
食べ過ぎないためには
- よくかんで食べる
- 一口食べるごとに箸を置く
- 食べやすいめん類を控える
- 肉より魚を中心とした食事に変える
塩分の取りすぎは高血圧の原因となるので、薄味を心がけます。魚や大豆製品の良質なたんぱく質、ビタミンを適量にとります。野菜は緑黄色野菜を中心にとるとよいでしょう。
1日3食をバランスよく、栄養を考えて食べていきましょう。子宮がんや乳がん、その他の生活習慣病の予防になります。
また、不足しがちな栄養素はサプリメントを利用するという方法もありますが、過剰摂取すると下痢などの症状が出るので注意します。
喫煙、飲酒について
まず、たばこを吸っていた人はぜひとも禁煙しましょう。たばこは副流煙による受動喫煙の害も見過ごすことはできません。本人が吸っていなくても、受動喫煙で知らない間に健康被害を受けている可能性もあります。
お酒については、適量を守っていれば禁酒するほどではありません。1日の適量は、ビールでは中瓶1本(500ml)、ワインならグラス2杯(240ml)、ウイスキーは1杯(60ml)です。
また、よく言われているように週に2回はお酒をまったく飲まない休肝日を作りましょう。
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