胆管がんの治療と手術

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胆管がんの手術

肝臓がんの場合は、肝細胞がガン化したものになりますが、その他に、まれに胆管にがんができる場合もあります。胆管とは、肝臓と胆のうをつないでおり、肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ流す導管です。

 

肝内胆管がんの病因は、実は原因がはっきりと分かっていません。胆石症、胆管炎などの胆道疾患が危険因子として知られている程度です。肝内胆管がんには、胆管内・胆管外・肝臓内の3つのタイプが確認されています。

 

胆管がんの手術療法

 

胆管のがんは、肝機能障害も重くない場合が多いため、その治療法には手術が用いられます。がんのある病変部の切除のほか、リンパ節転移が見られる場合には、リンパ節の切除も必要になります。

 

また、リンパ節と同じように、血管内部へのがんの浸潤も見られることがあります。この場合も、門脈や肝動脈などの周囲の血管を切除する場合もあります。

 

肝機能が良くない場合の治療法

 

患者さんによっては、肝硬変や肝炎などを併発していて、肝機能障害が発生している場合もあります。こんな場合、体への負担が大きくなるために、手術療法や局所療法をおこなうことはできません。そこで、化学療法を中心とした治療法が適応されます。

 

■化学療法
抗がん剤を使ってがん細胞の増殖を食い止めます。詳しくは、抗がん剤による化学療法のページで解説しています。

 

■放射線療法
放射線を照射して、がんの増殖を防ぐ治療法です。新しい治療法として、体への負担が少ないため、近年では主流になっています。

 

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胆管がんの治療と手術関連エントリー

肝臓がんの手術療法の流れ
肝臓がんの手術療法の入院から検査、退院までの流れをおおまかに解説しています。完全に体力が回復するまでには、約1ヶ月ほどかかります。
肝臓の病変部の切除
肝臓には再生能力がありますが、切除範囲を広くするのは危険です。切除後も慎重に経過を観察することになります。
肝臓がん手術後のリハビリ生活
肝臓がんの切除後は、約2週間のリハビリをおこなうことになります。体にも大きな負担がかかっているので、ゆっくりと通常の生活に戻していきます。
退院後の定期検査について
肝臓がんは、いったん切除して治療を終えた後にも、再発する可能性があります。再発の早期発見のためには、定期検査を受けることが必要になります。