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上手な二日酔い解消法
二日酔いとは、前日に大量のお酒を飲んだ結果、アルコールの分解が間に合わなくなってしまい、翌日になっても有害物質であるアセトアルデヒドが体内に残っている状態です。
お酒を飲んだことのある人であれば、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
症状は頭痛や吐き気、胃痛、倦怠感などがあります。また、不整脈や脱水症状を起こす場合もあるので注意が必要です。
二日酔い解消のコツは、水分と栄養分の補給です。まずは水分を補給して脱水状態から抜け出しましょう。そして、飲酒で不足したビタミンやミネラルなどの栄養分を補給します。吐き気で何も食べたくないかもしれませんが、朝食をとると治りも早くなります。
二日酔い解消の食べ物・飲み物
何かを食べることは二日酔いに有効です。食べ物をとることで肝臓の血流が増して働きが活発になるので、アルコールの代謝も早まります。とくに二日酔いに効果的な食べ物は次の通りです。
梅干し
昔から梅干しは効くといわれています。梅干しに含まれるピクリン酸は肝臓を活性化させる働きがあります。また、クエン酸は疲労回復に役立ち、だるさや倦怠感の解消につながります。
果物
果物にはブドウ糖、ビタミン、ミネラルなどが多く含まれているので、アルコールの代謝が良くなります。とくにおすすめなのが柿です。柿の渋み成分のタンニンが体内の有害物質を排出してくれます。
→柿の悪酔い予防、二日酔い解消の効果
しじみ、あさり
しじみやあさりに含まれるタウリンには、血流をよくして疲労回復を促進する効果があります。医薬品や栄養ドリンクなどにもタウリンはよく使われています。
また、肝臓の機能を高めてくれる役割もあり、肝細胞の修復や再生機能を補助してくれます。みそ汁などにして飲むとよいでしょう。
お茶
飲み物のなかではお茶が効果的です。昔から「二日酔いにはお茶がよい」といわれているように、緑茶に含まれるカテキンやビタミンC、サポニン、カフェインが二日酔い解消に働きます。
汗をかくことでも血中のアルコール濃度が薄くなり、有害物質が尿となって体の外に排出されます。
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