適正飲酒10か条と目安について

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適正飲酒を守ろう

お酒に強いか弱いのかは、体格も大きく関係しています。体が大きいとそのぶん肝臓も大きくなり、アルコールの分解能力も高くなってきます。また、女性のように体が小さい場合は、体格の違いの他に、女性ホルモンの分泌が関係していると考えられています。

 

そこで、自分の適正飲酒量の目安を知るための公式があるので紹介しておきましょう。

 

適正飲酒量の目安

 

ここでいう適正飲酒量とは、お酒に強い人が3〜4時間でアルコールを完全に分解できる量のことです。酔いの程度はほろ酔いの状態です。

 

適正飲酒量(ml) = 0.1(%) × 833(係数) × 体重(kg) ÷ アルコール度数(%)
※0.1は、ほろ酔い状態時の血中アルコール濃度。
※833は計算を簡略化するための係数。
※多種類のお酒を一緒に飲んだときには適用できない。

 

アルコール度数の目安
  • ビール・・・4.5〜6.0%
  • 日本酒・・・15〜16%
  • ワイン・・・11〜14%
  • 焼酎・・・20〜25%
  • ブランデー・・・37〜40%
  • ウイスキー・・・37〜43%

適正飲酒の10か条

 

社団法人アルコール健康医学協会では、お酒の適正な飲み方やマナーを周知することを目的として、「適正飲酒の10か条」を定めています。お酒は適量を守れば、医学的にも健康に良いことがわかっています。実践していきましょう。

 

1.談笑し 楽しく飲むのが基本です
2.食べながら 適量範囲でゆっくりと
3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
4.つくろうよ 週に二日は休肝日
5.やめようよ きりなく長い飲み続け
6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
7.アルコール 薬と一緒は危険です
8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
9.飲酒後の運動・入浴 要注意
10.肝臓など 定期検査を忘れずに

 

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