スポンサード リンク
すきっ腹にお酒を飲むのは控えましょう
すきっ腹の状態でお酒を飲むと、これ以上ない幸せを感じる方も多いのではないでしょうか。とくに、仕事から帰った後の一杯は格別です。
しかし、すきっ腹にお酒を流し込むことは、酔いがまわりやすくなって肝臓に良くないと聞きます。実はこれには理由があるのです。
空っぽの胃の中にお酒が入ると、急いでアルコールを吸収し始め、血中のアルコール濃度が高くなります。そして、肝臓は一気に吸収されたアルコールを分解しようとフル回転で働きます。
このとき、肝臓が元気に働くためには、たんぱく質やビタミンなどの栄養素が必要となります。もしも、お酒だけを飲んで食事を取らないでいると、このような栄養素が不足して肝臓に大きな負担がかかってしまうのです。
その結果、酔いがまわりやすくなって肝臓を傷めてしまい、肝機能の低下につながってしまいます。
一方で、食べながら飲むと肝臓が働きやすくなります。食事を取ることで肝臓や胃、腸などの消化器の血流が増えて、アルコールの分解能力が上がるのです。
また、つまみを食べながら飲むと、飲むスピードも自然と遅くなります。ゆっくり飲めば血中アルコール濃度もあまり高くならずに、肝臓も余裕を持ってアルコールを分解することができるようになります。
したがって、必ず食事やつまみなどを取りながらお酒を飲むようにしていきましょう。
スポンサード リンク
すきっ腹にお酒を飲むと肝臓を傷めます関連エントリー
- お酒に強い人・弱い人と肝臓の酵素の関係
- お酒に強いかどうかは、生まれつきの体質により決まっています。アセトアルデヒドを分解する肝臓の酵素の働きが大きく影響しています。
- 枝豆は悪酔い、二日酔い、脂肪肝の予防に効果的
- ビールのおつまみとして定番の枝豆には、悪酔い、二日酔いを防いで、脂肪肝を予防する効果があります。ビタミンCも多く、栄養も満点です。
- お酒と薬の飲み合わせに注意しよう
- お酒といっしょに薬を飲むと、肝臓の酵素の働きで危険な状態に陥ることがあります。アルコールも薬物の一種であることを知っておきましょう。
- ちゃんぽん酒は悪酔い、二日酔いのもとに
- お酒をちゃんぽんで飲むと、悪酔いや二日酔いをしやすくなるといわれています。その理由は「飲み過ぎ」にありました。肝臓に負担がかかると体に良くありません。
- 二日酔い解消に迎え酒は効果あるの?
- 二日酔いには迎え酒をして解消するという人がいますが、本当に正しいのでしょうか?実は、迎え酒が効果があるというわけではなく、肝臓を傷めるだけだったのです。
- 肝臓に良い酒のつまみ
- お酒を飲むうえで、肝臓に良いおつまみを紹介しています。高タンパク、高ビタミンの食品がおすすめです。
- 柿の悪酔い予防、二日酔い解消の効果
- 柿には、悪酔い予防や二日酔いの解消に効果があることが科学的にも証明されています。柿に含まれる「タンニン」が、アセトアルデヒドを分解します。
- 二日酔い解消/対策の食べ物
- 二日酔いの上手な解消法を紹介しています。梅干し、果物、お茶などの食べ物/飲み物が効果的です。吐き気や頭痛などの症状を予防しましょう。
- 自分の適正飲酒量を知ろう
- お酒と長く付き合うためには、自分の適正飲酒量を把握しておきましょう。「適正飲酒の10か条」についても紹介しています。