医療ソーシャルワーカーの利用

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医療ソーシャルワーカーの利用

ソーシャルワーカーとは

 

ソーシャルワーカーとは、社会福祉事業などに従事し、社会的に支援を必要する人とその環境に働きかける専門職のことをいいます。

 

とくに医療ソーシャルワーカーは、保健医療分野におけるソーシャルワーカーであり、病院において患者さんが自立した生活を送ることができるように、心理的・社会的な問題の解決を助け、社会復帰を促進させる職をさします。

 

主な業務
  • 各入院病棟の転棟・転科調整
  • 療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助
  • 退院援助
  • 社会復帰援助
  • 受診・受療援助
  • 経済的問題の解決、調整援助
  • 地域活動

 

 

病院の医療ソーシャルワーカーをたずねてみましょう

 

はっきり肺がんと診断されない段階でも、本人や家族は不安にかられてしまうことでしょう。そんなときには、話を聞いてくれたり、力を貸してくれる人がいれば力強くなります。

 

大きな病院では、患者や家族のために相談室が設けられているところがあったり、医療ソーシャルワーカーが設置されていることがあります。この制度を上手に利用していきましょう。

 

ソーシャルワーカーは、病気の不安を打ち明けることができ、話を真剣に聞いてくれる頼もしい存在です。また、「治療費用は今度どのくらいかかるのか?」、「手術後の仕事は大丈夫なのか?」といった疑問点にも応えてくれます。医師に相談しにくいことは、このソーシャルワーカーに聞いてみるのがいいかもしれません。

 

 

肺がんという病気は決して軽くないために、闘病のためにはさまざまな問題がつきまといます。ただ、その重荷をひとりで抱えるというのではなく、一緒に考えてあげるパートナーのような存在がソーシャルワーカーなのです。

 

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