肺がんの症状は咳、痰など

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肺がんのさまざまな症状

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肺がんの症状としていちばん多いのは咳(せき)や痰(たん)です。

 

しかし、早期の場合は症状がなく、ふつうの人となんら変わりはないようにみえます。発生部位によっても無症状である場合もあります。

 

肺がんが進行してくると、発熱や体重の減少、食欲の低下などが起こります。ただ、早期の肺がんでも、約3割を占める中心型肺がんの場合だけは、少しずつ症状が出始めてくるので、自覚することはできます。

 

中心型肺がんの症状(早期)

・咳(せき)
・痰(血痰)

 

進行中の肺がんの症状

・痰(血痰)
・胸や背中の痛み
・息苦しさ
・発熱 など


症状が出る前に肺がん検診を

肺の入り口にできた中心型肺がんは、咳や痰などの症状が出るために分かりやすいのですが、肺の奥にできる末梢型肺がんには自覚症状がありません。

 

症状が出ないということは、知らない間にがんが進行していたり、他の臓器に転移してさらに重い症状がでてくる危険性もあります。

 

がんが肺から隣接する臓器に広がったときの症状

・動悸、不整脈
・上半身のむくみ
・胸痛
・声のかすれ
・筋肉の衰え

 

また、肺から離れた臓器へがんが転移すると、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状があらわれてきます。

 

肺がんの約7割は早期に症状がでない末梢型肺がんです。ということは、自分でもはっきりと分かるような症状が出た段階では、がんがかなり進行してしまって、取り返しのつかない状態になっている可能性もあります。

 

喫煙など、少しでも肺がんのリスクを背負っていると感じたら、定期検診を受けましょう。

 

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