病院での診察の受け方
頭痛の治療が得意な医師を見つける
慢性的な頭痛は、命にかかわるような重大な病気ではありませんが、痛みが強いと、寝込んでしまったり日常生活に支障が出ることがあります。
市販の鎮痛薬で痛みをコントロールすることが困難な場合には、病院で診察を受ける必要がでてきます。病院では、きちんとした問診に基づいた予防薬、処方薬をもらえます。
ただ、どんな医師にかかってもよいというわけではありません。頭痛の治療が得意であり、問診を丁寧に行ってくれる医師を探すことが重要なポイントとなります。
CTやMRI検査などは、重大な病気が原因であると疑わしい場合のみに行います。鎮痛薬のみ処方されて、検査だけ行う医師は信用ができないので避けるようにします。
医師によっては、他の専門医や頭痛の治療が得意な医師を紹介してくれる場合もあります。このほか、webサイトの口コミ掲示板などの情報も参考になります。
医師の問診の例
- いつ頃から痛いのか?
- どんなときに痛くなるか?時間帯や季節とは関係があるか?
- どのような痛みがあるか?
- 頭のどのあたりが痛いのか?
- 風呂に入ったり、冷やしたりすると治るのか?
- 頭痛の前に前兆や予感のようなものはあるか?
- ふだん服用している市販薬はどのようなものか?
医師にかかるときの4つのポイント
- 慢性的な頭痛もちであることを話し、いつもと違う頭痛の場合は必ず申告する。
- 頭痛の予防薬、鎮痛薬がほしいのかをはっきり伝える。市販薬で効果がなかったものも伝える。
- 問診をほとんどせず、話をあまり聞かない医師は避けるようにする。
- 問診をしないですぐに検査をしようとする医師には注意する。
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