労作性頭痛には非ステロイド性消炎鎮痛薬

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非ステロイド性消炎鎮痛薬とは

労作性頭痛は、ある特定の動作や刺激によって起こるタイプの頭痛です。しかし、頭痛が起こるしくみが詳しく解明されていないため、その治療法や薬も確立してはいません。

 

ただし、非ステロイド性消炎鎮痛薬という薬が有効な例があることがわかっています。非ステロイド性消炎鎮痛薬は、発作予防や痛み止めとして使われている薬です。

 

痛み物質の生成を抑えて頭痛を防ぐ

 

血液中に、痛み物質となるプロスタグランジンができると、血管や神経に炎症が起こって痛みが現れます。

 

インドール系の鎮痛薬であるインドメタシンが作用すると、プロスタグランジンの生成を抑えて、痛みを予防・軽減することができます。

 

非ステロイド性消炎鎮痛薬は、アスピリンやイブプロフェンなど多くの種類がありますが、労作性頭痛に関しては、インドール系やプロピオン酸系の薬が使われます。

 

非ステロイド性消炎鎮痛薬の効能

 

タイプ

頭痛の予防薬や痛み止めとして使われます。

 

効果

痛み物質であるプロスタグランジンが血液中に生成されるのを抑え、労作性頭痛の痛みを防ぎます。

 

服用のポイント

労作性頭痛の人は、苦しい時などに、決まった時間ではなく不定期に薬を飲む頓服薬となります。毎日飲む必要はありません。

 

 
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