片頭痛や群発頭痛に効く血管収縮薬

血管拡張薬とは、その名前の通り血管を収縮させる薬です。片頭痛や群発頭痛は、血管が拡張することによって痛みが起こるので、血管収縮薬で血管を拡張させないことが有効となります。

拡張しかけた血管には、エルゴタミンという薬の成分が血管の筋肉に作用して、拡張を抑えます。その結果、頭痛を予防できたり、痛みを軽減する効果が得られます。

血管収縮薬は服用のタイミングが重要です。しっかりと効果を得るためには、医師の指示を守って服用するようにします。また、その作用から狭心症や心筋梗塞の既往歴がある人、妊娠中の人には使用ができません。

血管の拡張を抑えることにより、頭痛の予防や痛み止めになります。

血管拡張型の頭痛である片頭痛・群発頭痛に効果があります。血管収縮作用によって血圧を上げることから、低髄液圧性頭痛にも有効です。

片頭痛の人は、前ぶれや予感を感じたらすぐに服用するようにします。群発頭痛の人は、頭痛発作の起こる時間が予測できるため、その１時間前に合わせて服用するようにします。低髄液圧性頭痛の人は、血圧を正常に近づけるために、毎日定期的に服用します。

　
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