低髄液圧性頭痛

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低髄液圧性頭痛記事一覧

低髄液圧性頭痛は、あまり聞き慣れていない名前の頭痛ですが、患者数自体は多いと考えられています。低血圧傾向の人で女性に多く、軽い場合はただの低血圧と思われることも少なくありません。午前中に痛みが強く、朝起きてから30分くらいは痛みがピークに達します。しかし、午後には軽快することがほとんどです。ジーンと頭が重くなったような感じで、痛みが強いときには脈拍に合わせて痛むことがあります。めまいを伴うこともあ...

低髄液圧性頭痛の原因脳と脊髄(せきずい)は、髄液という透明な液体に浸かっています。この髄液はつねに生成されており、その周囲を硬膜で覆うことによって、一定の圧力を保っています。これを髄液圧といいます。低髄液圧性頭痛は、この髄液圧が低下することによって起こることが分かっています。髄液圧が低下することにより、脳や脳の表面にある血管、末梢神経、硬膜への圧力に変化が生じて、痛みが起こると考えられています。な...

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