子供の頭痛の特徴

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見つけにくい子供の頭痛

小児片頭痛

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子供が頭が痛いのは、風邪などで発熱しているときぐらいだと思っている方も多いですが、頭痛もちの子供もいます。

 

子供が顔をしかめたり、頭に手をやる動作をしていると、何か不快感があったり頭が痛くなっていると考えられます。

 

子供の頭痛に関しては、それまで「自律神経失調症」と診断されて片付けられることも多かったのですが、最近の研究結果によると、大人と同じような頭痛があることが判明しました。

 

子供の頭痛でもっとも多いのは、「小児片頭痛」です。小児片頭痛に関しては、まだ不明なことも多いのですが、以下のような特徴があることがわかっています。

 

小児片頭痛の特徴
  • 大人のような前ぶれ症状があまり現れない。
  • ある程度の年齢になると、自然に治ることがある。(約20%は治る)
  • 高校生くらいの年齢で軽快し、その後に悪化することもある。

 

大人の片頭痛と同じく、人混みに出かけた後に起こることが多いようです。小児用の解熱鎮痛薬を飲ませてみて、症状が改善されれば、小児片頭痛であると考えることができます。

 

また、頭痛以外で脳腫瘍などの重大な病気が心配される場合は、一度病院で検査を受けてみるとよいでしょう。

子供の緊張型頭痛も増加

緊張型頭痛とは、首や肩のこりが原因となって起こる頭痛で、締め付けられるように痛みがでてきます。→緊張型頭痛

 

最近では、塾や習い事で忙しく、外であまり遊ばずに家の中でゲームをしている子供が多いため、肩こりになるという子供も増えてきています。その結果、大人に多い緊張型頭痛を発症することが多くなると考えられています。

 

かといって塾をやめさせるわけにもいかず、さまざまな事情で外で遊ぶこともできない場合もあるでしょう。子供の緊張型頭痛を防ぐためには、大人が気にかけて肩や首のこりをとってあげるようにしてやりましょう。

 

 
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