中高年の男性に多い食道がん
患者数は女性の約6倍
性別で見ると、食道がんにかかるのは、圧倒的に男性が多いという結果が出ています。これは、一部の地域を除いて、世界でも日本でも同じであり、男女比は約6:1になっています。
年齢が上がるにつれ患者数も多くなる
食道がんにかかる人の平均年齢は、約64歳です。30歳以下では少なく、40歳を超えた頃から年齢が上がるにつれ、段階的に増えていきます。
そして、60歳代でピークをむかえます。患者さんの9割以上が50歳以上、3割以上が70歳以上になっています。
がん全体の中で見る食道がん
日本人にとってがんといえば、真っ先に思い出されるのが、肺がん、胃がん、肝臓がんなどでしょう。食道がんはがん全体のなかでは、10番目の低い発生率となっています。
それほど多いというわけではありませんが、年間にして約1万人の方が食道がんで亡くなっている結果が出ています。
これから先では、男性の患者数はゆっくりと増えていき、女性では減少すると予測されています。
【死亡者数の多いがん】(2003年)
●男性・・・1.肺がん 2.胃がん 3.肝臓がん 4.大腸がん 5.膵臓(すいぞう)がん
●女性・・・1.大腸がん 2.胃がん 3.肺がん 4.肝臓がん 5.膵臓がん
スポンサード リンク