食道がんの特徴と症状

スポンサード リンク


食道がんの特徴と症状記事一覧

患者数は女性の約6倍性別で見ると、食道がんにかかるのは、圧倒的に男性が多いという結果が出ています。これは、一部の地域を除いて、世界でも日本でも同じであり、男女比は約6:1になっています。年齢が上がるにつれ患者数も多くなる食道がんにかかる人の平均年齢は、約64歳です。30歳以下では少なく、40歳を超えた頃から年齢が上がるにつれ、段階的に増えていきます。そして、60歳代でピークをむかえます。患者さんの...

転移しやすい食道がん食道がんは、初期症状がほとんどないために、自分ではなかなか気づくことができません。また、早期の段階から転移しやすい性質があります。胃の内壁の組織の場合、がん細胞の拡散を防ぐ「漿膜(しょうまく)」というものがありますが、食道の組織にはこの漿膜がありません。そして、食道の付近には、血管やリンパ管が多いために、流れにのってがん細胞が転移しやすいのです。他にも、食道の近くには、心臓、肺...

酒、タバコ、熱い飲食物を好む方は要注意!食道は、食べたものが直接通るために、細菌やウイルスなどの影響を受けやすい部位といえます。吸った空気や煙にも触れるので、さまざまな刺激を受けていると、がんも起きやすくなってしまうと考えられます。そして、食道がんの危険因子としてもっとも指摘されているのが、酒とタバコです。お酒は、体内で分解される途中にできる「アセトアルデヒド」という物質が有害です。”頭痛”や”吐...

食道がんの発生には、地域差があることが分かっています。この差の原因ははっきりとは分かっていませんが、地域ごとの生活習慣の違いが、発生率に影響していると考えられています。日本では、食道がんの発生率が高いのは、北海道、東北地方、関東地方、奈良、鹿児島などがあります。なぜ差ができてしまうのか考えられる要因として、寒い地域では、強い酒や熱い食事をとる機会が多いためであるとされています。熱い地方でも、その土...

症状はほとんどあらわれない多くのがんでも初期症状はほとんどありませんが、食道がんの場合でも、はっきりと自覚できるような症状というものはありません。ただし、のどに変な違和感を感じる刺激の強いものを食べたときに胸が痛む大きなものが飲み込みにくいといったような症状はみられることがあります。がんが大きくなり始めると、食道の内部を圧迫するようになり、のどの詰まりを感じたり、食べ物が飲み込みにくくなったりしま...

食道がんが進行すると、食道に大きなコブ状のがんができるようになります。すると、内壁を塞いでしまい、固形物の食べ物が食べられなくなります。そして、飲み物や唾液なども通りにくくなるため、どんどん体重が減少していきます。症状のあらわれ方も一定ではありません。初期の症状がいったん消えることもあるために、気にならなくなるとそのまま放置しておく人も多いです。このため、気づいたらがんが悪化しているケースもありま...

page top