かつては治療が難しかった食道がん

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かつては治療が難しかった食道がん

転移しやすい食道がん

 

食道がんは、初期症状がほとんどないために、自分ではなかなか気づくことができません。また、早期の段階から転移しやすい性質があります。

 

胃の内壁の組織の場合、がん細胞の拡散を防ぐ「漿膜(しょうまく)」というものがありますが、食道の組織にはこの漿膜がありません。そして、食道の付近には、血管やリンパ管が多いために、流れにのってがん細胞が転移しやすいのです。

 

他にも、食道の近くには、心臓、肺、気管、大動脈などがあります。これらががんの手術を難しくしている要因にもなっています。

 

食道がんは中高年に多いので、高齢者にとっては手術をするだけでも大きな負担となってしまいます。

 

治療が難しい理由

 

  • 転移しやすい
  • 初期症状がない
  • 手術に負担がかかりやすい

 

しかし、近年では

 

  • 検査法の進歩
  • 医療技術の進歩
  • 発見率の上昇

 

により生存率が上昇

 

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