進行した食道がんの症状

食道がんが進行すると、食道に大きなコブ状のがんができるようになります。すると、内壁を塞いでしまい、固形物の食べ物が食べられなくなります。そして、飲み物や唾液なども通りにくくなるため、どんどん体重が減少していきます。

 

症状のあらわれ方も一定ではありません。初期の症状がいったん消えることもあるために、気にならなくなるとそのまま放置しておく人も多いです。このため、気づいたらがんが悪化しているケースもあります。

 

進行したがんの症状

 

• 胸や背中が痛む
• 食べ物がつかえて飲み込めない
• 体重の減少

 

また、がん細胞がリンパ液や血液の流れにのって、周囲の神経や全身へと広がって（転移）いった場合、さらに重い症状がでることがあります。大動脈などの血管に入り込むと、出血や吐血することもあります。

 

気管支や肺に広がった場合は、咳（せき）、声のかすれ、呼吸困難などの症状が出るようになります。なお、食道にがんがある人は、口、咽頭、喉頭にもがんができやすいといわれています。

 

さらに進行したときの症状

 

• 咳（せき）がずっと続く
• 声のかすれ
• 呼吸困難

 

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