抗がん剤で食道がんを治療する

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食道がんの抗がん剤治療

抗がん剤とはがんを死滅させる薬で、その投与方法も、飲み薬や点滴、注射などいくつかあります。手術や放射線治療は、体の限られた場所に効く局所療法ですが、抗がん剤治療では、血液にのって全身に流れるので、全身に効果を発揮します。

 

よって、がんが大きく全身に広がっている場合や、遠くの臓器に転移しているような場合の治療法として用いられています。また、手術後の再発予防や、再発してしまったがんに対しての治療にも使われています。

 

抗がん剤治療の方法

 

  • 抗がん剤の点滴を4〜5日続ける

   ↓

  • 数週間の休みをおく

   ↓

  • もう一度点滴を4日〜5日続ける

   ↓

  • 効果があればくり返して、なければ抗がん剤を切り替えたり、他の治療法にかえる。

 

抗がん剤と副作用の問題

 

抗がん剤は放射線と組み合わせることもでき、より高い治療効果を得ることに成功しています。

 

ただ、多くの人が心配しているように、抗がん剤の使用で副作用の発生が気にかかります。効果が高い半面、がん細胞だけでなく、正常な細胞にも多少のダメージを与えてしまいます。

 

代表的な副作用には、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢などがあります。

 

他のがん治療の抗がん剤の場合、全身の毛が抜けるという副作用もありますが、食道がんの抗がん剤の場合は、毛髪への影響は少なく、髪の毛がすべて抜け落ちるということはありません。

 

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