双極性障害とは何か
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双極性障害とは何か
双極性障害(そうきょくせいしょうがい)とは、うつ病と躁病が交互に現れる精神疾患です。躁病が軽ければ、気分屋と呼ばれることもありますが、さまざまなトラブルを起こしやすくなります。
統合失調症と並んで二大精神疾患と言われていますが、うつ病よりも発症率が非常に低く、珍しい疾患となっています。
躁病の症状
気分が高揚した状態が続き、自己中心的になります。なにごとにも欲望のままに行動し、はしゃぎ回ることも多くなります。攻撃的な発言で周囲との信頼関係を損ない、社会生活を破壊しかねません。
- 気分が高揚する
- 大声で騒ぐ
- 食欲・性欲がアップする
- けんかをする
- 支配欲が高まる
- 買い物をしまくる
双極性障害の患者さんは、他人に迷惑をかける暴力的な行動が多くなります。そのため、けんかなどで警察ざたに発展することがあります。そして、高価な買い物をするため、破産してしまうこともあります。
やがては、無謀な投資や事業を勝手に始めてしまい、社会的な信頼を失います。職場不適応症となり、失職してしまうこともあります。
治療しないと深刻な事態をまねくおそれがあるため、早期の入院が必要となります。
なりやすい性格
双極性障害は、性格的に暗い人ではなく、社交的で、明朗、ユーモアがあり、活発な人がなりやすい疾患です。他人からは親しみやすいと評価されていますが、本人は周囲の目を気にしすぎる傾向があり、疲れ切ってしまうことも多々あります。
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