新人が上司に声をかけやすい環境をつくる

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働きやすい職場になっているか

入社したての新人は、誰しも上司や先輩とコンタクトはとりにくいものです。人間関係のストレスから、せっかく入った会社をすぐに辞めてしまう新入社員も少なくありません。

 

ストレスがもっとも強いのは、入社一年目です。人間関係のストレスのなかでも、とりわけ上司との関係に悩んでいる人が多いのがうかがえます。

 

しかも、近ごろの新卒者の多くは、地域社会のなかで育っていません。年齢が高い人とのコミュニケーションが苦手な新人がほとんどです。

 

上司からは積極的に声をかけて、新人が相談しやすい環境をつくることが大切です。「困ったことがあったら必ず相談に来なさい」という一言があるだけでも、上司と部下の関係はよくなるものです。

 

上司にもストレスはある

 

ストレスは新人や部下にばかりあると思われがちですが、そんなことはありません。管理職につくようになると、自分の仕事だけでなく、人間関係への気配りも重要となります。

 

プレイングマネージャーとしての立場が負担となって、気づかずにイライラしていることも少なくありません。

 

余裕がなくなってしまうと、新人もなかなか声をかけにくい状況になってしまうでしょう。

 

プライドがあるから仕事は続けられる

 

誰もが自負心をもって前向きに挑戦し、達成することで満たされます。成長したいという気持ちが仕事への熱意となります。

 

しかし、プライドが傷つけられてしまえば、働きがいを失ってしまいます。上司にマイナスの評価を受け続けて、劣等感を感じてしまうとひどく落ち込みます。同僚の前でおもいっきり怒鳴る上司がいたら、会社を辞めたくなってしまうでしょう。

 

見せしめ的に怒ったり、注意をしつこくくり返したり、無理なノルマを命じる上司は、人を育てる資質を欠いています。

 

休職や治療をして自尊心を回復させなければ、異動先でも働き続けることは難しくなります。

 

ただし、部下の被害妄想というケースもまれにあります。当事者の話を聞くだけでなく、客観的な立場にいる人の意見を多く集めて、冷静に判断していくことが大切です。

 

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