心の病気に気づくには?
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心の病気に気づくには?
ストレスがたまりやすい現在の社会では、心の病気にかかることも少なくありません。しかし、本人は病気であると認めたがらないこともあります。
本人の様子は、家族よりもいっしょにいる時間が長い職場の同僚のほうが気づきやすくなります。もしも、職場で以下のような症状の人がいたら、なんらかの心の病気を疑ってみましょう。
- 今までできていた仕事(業務)ができなくなった
- 仕事でミスを多発している
- 遅刻や欠勤が増えるようになった
- 仕事中にぼんやりしていることが多い
- 食事にさそっても断ることが多い
- 飲み会などで元気がなく、食事量が少ない
- ひとりでいることが多い など
このような症状は、朝から昼にかけては顕著ですが、夕方になると元気を取り戻したように見えることがあります。ただ、本人に聞いても自覚していないことも少なくありません。
仕事の量は多くないか、納期が厳しくないか、仕事への適性はあるのか、上司や同僚との人間関係などの、さまざまな原因について見直す必要があります。
相談できる相手はいるか
職場不適応症で悩んでいる人は、自分の問題点は気づいていることが多いです。しかし、悩みを打ち明けることのできる相談相手がなかなか見つからずにいます。
本人から打ち明けることを待つよりは、周囲の人がちょっと声をかけてあげるだけでもかまいません。誰かに相談できれば、ストレスなどからくる孤独や悩みを断ち切るきっかけとなります。
同僚や上司は、温かく見守る姿勢で話をよく聞いてあげることが大切です。悩んでいる人は、考えがまとまっておらずに話がだらだらと続くこともあります。そのときに、頭ごなしに厳しく指摘してはいけません。
仕事上のミスを非難すると、本人はもっと委縮してしまいます。本人は自信を失っているので、長所を評価してほめてあげることも必要です。
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