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よいストレスもある?
人間だれもがストレスを感じなくなればよいのですが、社会生活を送っている以上は、どうしてもストレスを消し去ることはできません。ストレスは生きている限りずっと続いていきます。
ストレスを避けることができないならば、ストレスといかにうまく付き合っていくのかが重要となります。
また、ストレスには「よいストレス」もあります。
同じストレスでも、受け止め方により「よいストレス」となったり、「悪いストレス」になったりします。
例えば、ある仕事の期限が設定されている場合、その期限を目標にして一生懸命がんばる人もいれば、迫りくる締め切りと感じて大きく苦しむ人もいます。
過剰なストレスは、不快感や病気の原因になりますが、適度なストレスは、交感神経を目覚めさせて集中力や行動力を高めることも知っておきましょう。ストレスは悪い面ばかりあるのではなく、張りのある人生をもたらすために必要となります。
治療は3段階ある
職場で負担を感じたら、まずは、何がストレスの元になっているのか、なぜストレスになったのかを考えます。そして、自分なりのストレスへの対処法を組み立てていきましょう。
職場不適応となるような場合には、専門医を受診して治療を進めていきます。治療には以下の3段階があります。
第1段階
職場不適応を引き起こした原因は、本人も気づいていないことが多くあります。ストレスが適応障害となっていることを確認します。
第2段階
症状を悪化させないための対策をしていきます。職場を異動させるか、休養をとらせます。すぐに異動できない場合は、休職させて様子を見ます。
第3段階
ストレスの原因を取り除き、症状への対応をしていきます。仕事への適性を考えることもあります。
なお、治療はすぐに終わるというものではありません。心の問題によるところが大きいため、回復には多くの時間を必要とします。あせってもよい結果は得られないので、ゆっくりと治療を受けていきましょう。
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