統合失調症(急性期)

統合失調症(急性期)

急性期の症状
統合失調症の急性期には、さまざまな症状が現れてきます。今までの患者さんとは人柄や性格がまるで変わったようになり、周りの人は戸惑いを覚えることも多くなります。患者さんは幻聴や妄想に悩まされており、「自分の行動は監視されている」などの意味不明なことを言ってきます。しかし、本人は本当のことであると思い込んでしまっているため、間違いであることを分かってもらえません。このとき、周りの人は、無理に説得しようとしたり否定してはいけません。論理立てて説明をしても、患者さんは自分なりに考えて納得しているので、言い...
急性期への対応
統合失調症の急性期は、神経が過敏になっており興奮も激しい状態となっています。そのときは、患者さんの身の周りのものすべてが刺激となります。受け取る情報量が多くなり、自分自身で処理しきれなくなると、大きな不安を持ってしまいます。周囲の人は、患者さんがよけいなことを考えずに静かに過ごせるように、環境を整えてあげましょう。強い光や音にも、患者さんには敏感になります。家の中で静かに過ごせるように、よけいなものを取り除いたり工夫したりしていきましょう。以下に静かな環境を作るためのポイントをあげています。ただ...

統合失調症の急性期には、さまざまな症状が現れます。陽性症状と陰性症状があるのが特徴です。

Copyright (C) 2009 統合失調症の理解と治療法 All Rights Reserved.

統合失調症(急性期)