小学校入学時の準備について
子どもが小学校入学を控えています。どのような注意や準備が必要ですか?
ぜんそくの発作は、自宅にいるときだけに限らないので、発作が起こったときにどのように対処するか、あるいは必要な薬について学校に伝えておかなければなりません。
小学校以上では「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」という用紙が用意されています。これはアレルギー疾患の病型、生活上の留意点、緊急時の連絡医療機関などを記入するものです。担当の医師に記入してもらい、子どもの病状の把握や発作時の対応に役立てます。
また、子どものぜんそくは、食品をアレルゲンとしているケースもよくみられます。お弁当を持参するのではなく給食が出る学校では、卵や牛乳、大豆、そばなどの食物アレルギーがあることも必ず伝えておきましょう。
保護者から担任の教師への要望として、同じクラスの子どもたちに、ぜんそくという病気がどんなものであるか、どんな治療が必要であるかなどを説明してもらえるように頼んでみることもおすすめです。
ぜんそくという病気を理解してもらうことで、できるだけみんなと同じような生活を送ることができるようになります。
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