ぜんそくの予防・治療方法

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ぜんそくの予防・治療方法記事一覧

年間2000人以上の方がぜんそくで死亡ぜんそくが原因で亡くなる方は、日本では年間2000人以上いることが分かっています。これは先進国の中でも比較的多い人数であり、ぜんそくに対する理解がまだまだであることを示していると思われます。ただし、入院するほどの重症なケースや亡くなるケースはじょじょに減少しています。これは、ぜんそくの治療が発作をしずめる方法から、発作を起こさせないための治療法に移行してきたこ...

ぜんそくの薬には以下のようにさまざまあります。●吸入薬ドライパウダータイプ、エアゾールタイプのものなど。●経口薬粉末薬、錠剤、シロップ型のタイプなど。●貼付薬腕や背中にシールのように貼り付けて使用します。皮膚から薬の成分を吸収させます。●注射薬入院時などに医師により使われます。また、目的別によっても、長期管理薬と発作治療薬の2種類があります。長期管理薬とは、症状を管理することで発作をおこさせないよ...

ぜんそくの治療では「吸入ステロイド薬」がよく使われています。この薬は強力な抗炎症作用をもち、気道の炎症をしっかりと抑えて根本から治療することができます。薬には吸入タイプの他にも服用して使うものもありますが、発作を防ぐには吸入タイプのほうが優れています。吸入ステロイド薬の効果があらわれるようになるまでの期間は、およそ1週間になります。すぐに効果が得られるのではなく、時間をかけてゆっくり炎症を抑えてい...

抗アレルギー薬ぜんそくの気道炎症の原因である、アレルギー反応の原因物質を抑えるのが抗アレルギー薬です。主に発作を予防する効果があります。抗アレルギー薬には、ロイコトリエン拮抗薬、ヒスタミンH1受容体拮抗薬、Th2サイトカイン阻害薬などいくつかの種類があります。症状のタイプによって、適する薬が使われます。咳や痰、呼吸困難などを防ぐ効果があります。ロイコトリエン拮抗薬・効果、特徴気道を収縮させるロイコ...

気道を広げる気管支拡張薬気管支平滑筋の収縮を緩めて、気道を広げることで、呼吸を楽にするのが「気管支拡張薬」です。非発作時の予防薬として、ゆっくりと効き目がある以下の3種類の薬が主に使われています。長時間作用型β2刺激薬・効果、特徴経口、吸入、貼付薬の3種類があります。発作を予防するために、吸入ステロイド薬とあわせて使われ、副作用が弱く、高い効果を得られます。ゆっくりと気管支を広げていきます。・副作...

薬の使用履歴は管理しておく治療に使う薬の種類はとても多く、組み合わせて服用することもあります。自分が服用している薬の記録・管理をすることは非常に大切です。できれば薬を管理するためだけに手帳を1つ購入して、いつ、どんなときに、どれくらいの量の薬を使うのかをメモしておくとよいでしょう。専用の手帳は薬局などでも手に入ります。発作がおこったときの具体的な症状や、天気の状態などを記録しておくと、次の発作の予...

ぜんそくの治療には漢方薬も使われることがあります。漢方薬は東洋医学が生み出したもので、体の調子を整えるためにさまざまなところで用いられています。漢方薬のみでぜんそくを完治させるのは難しいですが、体力を高めたり、症状の緩和に効果のあるものもたくさんあります。ただし、漢方薬を使用する場合は、必ず薬局の方や病院の医師などの専門医に相談するようにしましょう。自分の判断で使用すると、思わぬトラブルが起こる場...

ぜんそくの治療には、吸入ステロイドなどの、吸入タイプの薬が多く使われています。吸入薬は、薬の成分がすばやく気道の粘膜から吸収されるため、他の種類の薬に比べて、早く効果があらわれるというメリットがあります。また、少量でも効果を発揮し、炎症が起こっている部分だけに作用するので、副作用もそれほど心配する必要はありません。吸入方法は大きく分けてエアゾールタイプ(加圧式定量噴霧吸入)エアゾール+スペーサー(...

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