ぜんそくの主な治療法は薬物療法

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ぜんそくの薬はさまざま

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ぜんそくの薬には以下のようにさまざまあります。

 

●吸入薬
ドライパウダータイプ、エアゾールタイプのものなど。

 

●経口薬
粉末薬、錠剤、シロップ型のタイプなど。

 

●貼付薬
腕や背中にシールのように貼り付けて使用します。皮膚から薬の成分を吸収させます。

 

●注射薬
入院時などに医師により使われます。

 

 

また、目的別によっても、長期管理薬発作治療薬の2種類があります。

 

長期管理薬とは、症状を管理することで発作をおこさせないようにするために使われます。一方の発作治療薬は、応急処置の意味合いで使われ、おこってしまった発作を鎮めるために用いられます。

 

ぜんそく治療では、症状に合わせてさまざまな効能や形状の薬を使っていきますが、まずは長期管理薬のみで生活できるようにすることが目的となります。おこってしまった発作を止める発作治療薬の使用は少なくするようにしていきます。

ぜんそくの重症度

ぜんそくの重症度とは、症状の程度を4段階に分けたもので、医師が治療薬の種類や量を調整する目安になります。より症状が重いほど、使われる薬の量や種類も多くなる傾向があります。

 

症状が改善していけば段階のステップダウンを行い、逆に悪化するようなことがあればステップアップをして調整していきます。

 

ぜんそくの重症度

 

ステップ1 軽症間欠型
成人の場合

・咳、喘鳴は週に1回未満
・日常生活に支障がないほどの軽度の症状
・夜間の症状は月に1回ほど

 

小児の場合

・咳は月に1回程度
・症状が出るのは年に数回程度

 

ステップ2 軽症持続型
成人の場合

・咳、喘鳴は週に2回以上
・日常生活や睡眠に月に1回以上影響が出ている
・夜間の症状は月に2回以上

 

小児の場合

・咳、喘鳴が出るのは月に1回以上、週に1回未満

 

ステップ3 中等症持続型
成人の場合

・咳や喘鳴はほぼ毎日
・日常生活や睡眠に週に1回以上影響が出ている
・夜間の症状は毎日ある

 

小児の場合

・週に1回以上、咳や喘鳴がある
・中発作や大発作が起こることがある

 

ステップ4 重症持続型
成人の場合

・治療中にも咳、喘鳴が毎日ある
・日常生活や睡眠に大きな支障をきたしている
・夜間の症状は毎日ある

 

小児の場合

・咳、喘鳴は毎日ある
・週に2回ほど中発作、大発作がある
・治療中にも症状が出ている

 

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