ぜんそくで学校を休ませるのはおかしい?
子どもがぜんそくなのですが、症状がどの程度であれば小学校を休ませても大丈夫でしょうか?休ませる基準となるものはあるのでしょうか?
ぜんそくの子どもを小学校に行かせるか休ませるか、どう判断したらいいのかという問題をよく耳にします。保育園や幼稚園の場合は、ぜんそくの症状が少しでも現れたら、その日は休ませるという保護者が多いようです。
一方で、小学校からは勉強もはじまるので、あまりひんぱんに休ませることに抵抗をもつ家庭もあります。「ちょっとくらいのぜんそくであれば学校に行かせる」という家庭は少なくありません。
ただ、勉強や出席日数も大切ですが、ぜんそくはときに命に関わる病気なので、無理をさせるのはよくありません。子どもに対しては、しんどくないか、登校しても大丈夫そうか、などを確認しましょう。そのうえで、緊急時の薬を持たせておいたり、学校の先生にも連絡して、子どもに注意を払ってもらうようにお願いします。
ぜんそくは心理状態、とりわけストレスも大きく影響しています。学校で何か嫌なことがないか、勉強がわからなくてついていけてないか、原因を探ってみることも必要かもしれません。
休ませる基準というものはありませんが、体が動かせても咳が激しくて止まらなかったり、胸に耳を当ててヒューヒューといってるとき、本人がつらいと訴えているときは、素直に休ませるべきでしょう。ぜんそくの咳は思った以上に体力を消耗しますので、たかが咳と侮ってはいけません。
また、ぜんそくの診断をしてもらったかかりつけ医に、前もって相談しておくことが大切です。医師の指示があるので、それに従って行動しましょう。
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