薬剤性障害(副作用)によるめまい

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薬剤性障害(副作用)によるめまい

ほかの病気を治療するために服用している薬の副作用によって、めまいや難聴を起こしてしまう場合があります。これを「薬剤性障害」と呼ぶこともあります。

 

薬剤性障害の問題点は、病気の治療のために服用しているのですから、すぐに薬をやめるわけにはいかないところです。自分の判断で勝手に服薬をやめてもいけません。

 

医師から決められた用量・用法を守って服用していても、めまいや難聴などの症状が現れたときは、必ず医師に相談するようにしましょう。

 

また、薬の重複や相互作用によっても、副作用が起こりやすくなることがあります。他科を受診するときは、どんな薬を常用しているのかを必ず伝えるようにします。

 

難聴・めまいの原因になることがある薬

 

  • 難聴・・・抗生物質(ストレプトマイシン)
  • 耳鳴り・・・アスピリン、カフェイン、抗マラリア薬
  • ふらつき・・・降圧薬、利尿薬、筋弛緩薬、カルシウム拮抗薬、血管拡張薬、抗てんかん薬
  • ふらつきと耳鳴り・・・抗生物質、鎮痛薬・精神安定薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、非ステロイド系抗炎症薬、抗がん剤

 

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