スポンサード リンク
治療後の診察と定期検査
脳卒中の治療が無事に終わって退院した後も、血圧管理やリハビリはずっと続けていくことになります。診察や定期検査も必要になりますが、この回数や頻度は、症状の程度や後遺症などによって変わってきます。
くも膜下出血では、後遺症が残らなかった場合、退院後に一度診察して異変などが起こってなければ、それほどひんぱんに通院する必要はなくなります。
一方、くも膜下出血の患者さんで高血圧の人や、高血圧性脳出血の患者さんの場合、高血圧の治療をすすめていかなければなりません。高血圧をはじめ、生活習慣病をもっている人は、そのコントロールが必要になります。
おおよそ1〜2ヵ月に1回診察を受けてみて、血圧のコントロール状況をチェックしていきます。
脳出血の治療後は、リハビリを行うことになります。リハビリは、病院のリハビリテーション科に入院する方法、通院でリハビリを続ける方法のほか、自宅でもリハビリに取り組む時間を増やしていきましょう。
自宅でリハビリを行う場合、手すりやスロープなどをとりつけて、過ごしやすくする工夫をして環境を整備していきます。
くも膜下出血の人は禁煙を
くも膜下出血を起こした人は、ぜひとも禁煙をしていきましょう。動脈瘤ができる危険因子を1つでも減らす努力が必要です。
なお、以下の条件を全て満たしている人は、保険診療で禁煙治療が受けられます。
- いますぐ禁煙したい
- テストによって、ニコチン依存症と診断された
- 1日の喫煙本数と喫煙年数をかけた数字が200以上
スポンサード リンク