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体を動かさないままでいると、さまざまな機能低下が起こる

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人間の体は、長期間動かさずにいると、各器官が徐々に衰えていきます。体を使わなかったために起こる心身の機能低下を「廃用症候群(生活不活発病)」といいます。

 

また、寝たきりや行き過ぎた安静状態が長く続くことによって起こる筋肉や関節などが萎縮することを「廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)」といいます。

 

脳卒中が直接的な原因で起こる症状ではありませんが、病床で寝たきりの状態が多くなる脳卒中のような病気でよく見られます。とくに、急性期のリハビリが不十分だったり、その後のリハビリをきちんと行わなかった場合によく起こります。

 

廃用症候群を予防していくためには、普段から意識して体を動かしていくことが重要です。リハビリだけでは十分とはいえないので、家では家事をしたり、外に出て散歩したりして体を動かしましょう。

 

周りにいる家族は世話を焼きすぎないことにも気をつけましょう。何でも代わりにやってあげるのは、患者さんのためになるようにみえて、実は復帰までの遠回りをしていることになります。安全な環境が整っていれば、あとは静かに見守りましょう。

 

廃用症候群の症状

 

筋力の衰え 高齢者は2,3日でも動かないと筋力が衰えやすい。寝たきりの人は特に注意が必要
認知症の進行 体を動かしたり人と接する刺激が少ないと、認知症が進みやすい
関節がこわばる 関節が曲がったまま固くなり、体を動かしにくくなる
骨がもろくなる 運動による負荷がかからないと骨はもろくなって、骨粗しょう症が進行する
立ちくらみ 横になっている時間が長いと、立ちくらみやめまいを起こしやすい
その他 心肺機能の低下、尿路結石、食欲不振、床ずれ、便秘など

 

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廃用症候群(生活不活発病) | 脳卒中の二次的な後遺症関連エントリー

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