やたらと新薬を使いたがる医師がいる理由

やたらと新薬を使いたがる医師がいる理由は?

腎臓病,症状,原因,治療,食事

 

「新しい薬が入ったのでこちらに変えてみましょうか」
「新薬が出たので試してみましょう」

 

かかりつけ医からこのようにすすめられると、患者さんは断りにくいでしょう。新薬と聞くだけでいかにも効き目がありそうなので、「じゃあ新しい薬にしてみようかな」と、とくに深く考えずに変えてしまう人も多いです。

 

しかし、新薬がどの患者さんにも効果が高いというわけではありません。今まで使っていた薬で安定した状態を保っているのならば、改めて変える必要はないでしょう。逆に症状が良くならず、落ち着かないと思うのであれば変えるのも一つの方法です。

 

重要なのは、新薬にするかしないかは患者さん自身が決めることです。医師のなかには、単に新薬が好きですすめてきたり、新薬の有効性や副作用のデータをとるために、自分の患者に使いたがる場合もあります。

 

また、薬は特許期間が切れてしまうと先発医薬品が保護されて、価格もどんどん下がっていきます。これでは利益も減ってしまうので、製薬会社は新薬を作ろうとしていきます。製薬会社にすすめられるまま新薬を使おうとする医師も多いのです。

 

もし新薬にするかどうか聞かれたときは、言われるがままに変えるのではなく、どうして新薬をすすめるのか、服用した場合自分にどんなメリットがあるのか、副作用などのデメリットはあるのか、などを確認しましょう。新薬は価格も高い傾向があるので、その点にも注意が必要です。

 

 
スポンサードリンク

やたらと新薬を使いたがる医師がいる理由関連エントリー

過剰な検査を受けさせる医者には要注意
病院に行ったら診断の前に必ず検査を受けますが、なかには必要のない検査を次々と受けさせる医者もいます。患者さんは従うしかありませんが、本当に必要な検査なのか確認することも大切です。
医者から「人工透析するしかありません」と言われたら
人工透析は一度始めたらやめることができません。始める際はセカンドオピニオンなどを利用して慎重に決定しましょう。医師のなかには、患者さんの腎臓にまだ予備能力があるにもかかわらず、人工透析をすすめる事例があります。
希望していないのに余命宣告する医師には注意
最近では、患者さんが希望すれば医師からはっきりと余命が告知されます。ただし、余命宣告はあくまで目安の一つにしか過ぎません。もし希望していないのに余命宣告してくる医師がいたら、セカンドオピニオンをするのもいいでしょう。
迷信を信じている医師にはかからないこと
医療技術が進んだ現代においても、昔に信じられていた健康常識を今も信じている医師がいます。迷信のようなことを押し付けてくる医師には要注意です。
紹介状を書かない医師はよくない?
患者さんから依頼されたときなどは、医師は通常は紹介状を書いて別の病院を紹介してくれます。しかし、医師によっては紹介状を書いてくれないこともあるようです。
「もう治りませんから」 無神経な発言をする医師
「この病気は治りません」とはっきり言う医師がいますが、患者さんの気持ちを考えずにこのような言い方をする医師には要注意です。まともに診察すらしてもらえない場合もあります。
セカンドオピニオンを拒否する医師はダメ
最近はセカンドオピニオンをする人も増えてきており、少しでもいい医師に巡り合うためには必要なことかもしれません。しかし、セカンドオピニオンを拒否し、紹介状を書かない医師もいるようです。