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うつ病になりやすい性格の人とは?
責任感が強く、几帳面で、仕事熱心な人は、誰からも好かれ頼りにされます。しかし、一生懸命働き続けることで上司に認められたいと思っている人は、やがて心身ともに消耗して燃え尽きてしまいます。
そのようなまじめな性格をしている人は、うつ病にもなりやすい傾向があります。うつ病になりやすい性格には、他にも以下のようなものがあります。
まじめで努力家
コツコツと努力を惜しみませんが、その努力も人並み以上。組織や秩序を安定させようと努める保守的な人。
他人に尽くす
他人の世話に奔走している人。他人が幸せになるようにいつも気を使っている人。
いつも全力投球
何事にも全力を尽くす人。どんなに疲れていても手を抜かないで続ける人。
他人の評価に敏感
組織のなかで他人よりも高く評価されたいと努力を続ける人。自己評価ができずに自分で納得ができない人。
うつ病となるきっかけ
うつ病になりやすい性格の人はたくさんいますが、性格だけでは発病しません。性格 + きっかけ が大きく関係しています。
社会人の場合、職場での昇進や栄転、転職などがきっかけになりやすくなります。新しい環境に身を置いたときに、もっと成果を上げて周囲の評価を高めたいと考えている人がいますが、無理を重ねるのは過剰適応です。
仕事ができる人にも仕事が集まりますが、NOと言えないままで働き過ぎると、過労となり燃え尽きてしまいます。
また、疲労などから一度病気にかかると、症状と通院のために出張や残業を控えるようになります。すると、仕事がだんだんできなくなるので、評価は下がる一方となり悩むことになります。
それでは、「まじめな性格ではないほうがいいのか?」というとそうでもありません。時間や規則を守るのは社会人として当然のことであり、まじめはよいことです。
ただし、まじめも度を過ぎると考えものです。偏屈になり、融通がきかない性分になると、かえって他人から嫌がられる場合が多くなります。
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