ぜんそくの発作がおさまった後の油断は禁物

発作がおさまって、症状がなくなっても、気管支の内部は荒れて過敏な状態が続いています。小さな刺激から再び発作を引き起こしてしまうことがあるので要注意です。

気管支が発作前の状態に戻るまでには、

かかります。発作がおさまったからもう平気と思って、体に無理をさせるようなことは避けなければなりません。

発作後、気管支の状態が安定するまでは、かかりつけの医師の指示に従って、発作を起こさないように考えて行動していきましょう。

といっても特別な管理は必要でなく、基本的にはふだんの生活を続けても問題ありません。自分の体に負担がかかりすぎないように、ゆったりと過ごしていくことが大切です。

ただ、自分の気管支に気を配ることは忘れてはいけません。炎症をしずめるためのステロイド薬の吸入・服用は欠かさずに行うようにしましょう。身の回りの環境を整えて、発作の誘因を遠ざけることも必要です。回復を早めるためには、まずは基本的な治療をしっかりと行うようにします。

体に疲れをためないように、休憩時間や睡眠をたっぷりとって、体を休めるようにします。夜間や早朝に発作があって、十分に眠れなかった場合には、会社や学校は休むのも方法です。

自分の身の回りを清潔に保って、アレルゲンを遠ざけるようにします。寝室、カーペット、じゅうたんなどはこまめに掃除をしていきましょう。

医師の指示通りに、処方薬は毎日服用するようにします。飲み忘れがないように、しっかりと記録をつけていきましょう。

ぜんそく日誌をきちんとつけていくと、自分の気管支の状態が分かるようになります。ピークフロー測定も行って日誌に記録していきましょう。

スポンサードリンク