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転移や浸潤したがんに使われる

化学療法とは、抗がん剤を使って、がん細胞の遺伝子の合成を阻害して、分裂や増殖を抑える治療法です。

 

手術や放射線による治療は、局所のがん細胞だけに効くものでしたが、化学療法では作用が全身に及んで、体内のがん細胞を攻撃します。そのため、転移したがんや体の深くまで浸潤したがんを死滅させることが可能になります。

 

ただし、子宮頸がんは比較的抗がん剤が効きにくいがんに分類されています。治療の効果を高めるために、単に抗がん剤を投与するのではなく、複数の薬剤を組み合わせたり、放射線治療と併用するなどの方法がとられています。

 

また、抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常な細胞にもダメージを与えるため、いくつかの副作用に注意しなければなりません。 →抗がん剤の副作用について

 

抗がん剤を使った具体的な治療法

 

抗がん剤の投与については、飲み薬や動脈注射、筋肉注射などの方法がありますが、静脈への点滴による方法がもっとも一般的です。

 

抗がん剤を使用するケースについては、次のような場合があります。

 

1.手術の前に使う

がんが進行しているときには、まず腫瘍を抗がん剤で小さくしてから手術を行うことがあります。

 

2.手術後の再発予防

手術後には再発予防の目的で使用されます。リンパ節転移があったときや、がんが子宮頸部や体部の深くまで浸潤しているときに行われます。

 

3.放射線治療の効果を高める

放射線治療の効果を高めるために同時に使う方法もあります。これを「同時化学放射線療法」といいます。とくに、進行した子宮頸がんの治療法として期待されています。予後や生存率が改善することが明らかになっています。

 

同じ子宮がんでも、患者さんによって、がん細胞の状態や悪性度は異なっています。また、患者さんの体質にも個人差があるため、同じ抗がん剤でも効果、効き目、副作用なども変わってきます。効果があまりみられない場合や、副作用が強い場合には、抗がん剤の使用を中止することもあります。

 

外来で治療できる施設も増加

 

従来では、抗がん剤治療を受ける場合は、点滴時間が長く、副作用への対処をしなければならないため入院が通常でした。

 

しかし近年では、副作用の症状ごとに対処法があるため、通院して外来で抗がん剤治療を受けることもできるようになりました。初めから外来で治療できる施設も増加しています。

 

このようなことから、抗がん剤による治療が受けやすくなり、家族といっしょに過ごす時間も確保することができるようになりました。

 

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