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入院の心がまえ
子宮がんの治療で入院することが決まると、普段との環境の違いから緊張することと思います。入院中は治療に専念できるように、まずは周りの環境を整えておきましょう。
とくに、仕事と家事については重要です。仕事をしているならば引き継ぎをしっかり行い、診断書の提出も必要になります。
子供がいる家庭では、子供の面倒を見てくれる人を探さなければなりません。家事についてもうまく引き継いでいきましょう。
病院では入院から退院までの予定表が提示されます。入院診療計画(クリニカル・パス)と呼ばれるものですが、よく確認しておきましょう。
入院に必要なもの
- 洗面用具、入浴セット
- 衣類
- 日用品、食器(スリッパ、ティッシュ、箸、スプーン、コップなど)
- 必携品(入院申込書、健康保険証、印鑑など)
- 最低限の現金
日記やお見舞いの記録をつけるためのノートも用意しておくといいでしょう。また、入院中は退屈しないように時間のつぶせるものを持ってきましょう。本や小さなゲーム機など、自分の好きなものを持参します。最近では個人のパソコンでインターネットができる施設も増えています。
入院期間の目安
治療法ごとにおおまかな入院日数が決まっています。参考にしてください。
- 単純子宮全摘出術・準広汎子宮全摘出術・・・7〜14日程度
- 広汎子宮全摘出術・・・14日〜1ヶ月以上(手術後の障害の程度により異なります)
- 手術+放射線治療・・・2〜3ヶ月(子宮頚がんの広汎子宮全摘出術の後、全骨盤放射線療法を行った場合)
- 手術+化学療法・・・化学療法によって異なります。化学療法だけで2〜3日の入退院を繰り返す場合もあれば、化学療法は外来で行われることもあります。
- 同時化学放射線療法・・・病状によって異なりますが、2〜3ヶ月になります。
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