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自分のこれまでの生活習慣を見直してみよう
脳ドックなどさまざまな検査を受けて、とくに問題がなければ、これからも健康によい生活を続けていきましょう。
もし生活習慣病などが見つかった場合は、積極的に治療を受けるようにしましょう。「以前までは治療をすすめていたが、大丈夫なので止めてしまった」という方も多いようです。脳卒中の発作を一度でも経験したことのある方は、完治するまで通院するようにしましょう。
高血圧
血液検査で高血圧と分かったら、まずは食事の塩分量を減らすことからはじめます。1日全体でとる塩分量は8g以下に抑えるのが理想です。食材のもつ塩分量に気を配りつつ、なるべくあとがけの塩は控えるようにしましょう。
糖尿病・高脂血症
食べ物によるカロリー、エネルギーの取りすぎが大きく影響しています。食べすぎにはもっとも注意し、脂分の多い肉中心の食事は見直します。
飲酒・喫煙
タバコを吸う本数が多い人は、本数を減らすか、思い切って止めるように努力しましょう。アルコールも、飲みすぎは肝臓にも大きな負担がかかります。もともとお酒に弱い人やすぐに顔が赤くなる人は、決して無理をして飲まないようにしましょう。
検査を受けるペース
検査結果に異常がなかった場合
とりあえずは、脳卒中の危険性は低いといえます。これまでの生活を続けて、指示を受けたところがあれば改善するようにしましょう。検査のペースは3年に1度くらいが目安です。
ただし、加齢も危険因子となるので、中高年の方は検査のペースを上げたほうがいいでしょう。
無症候性脳出血・脳梗塞が見つかった場合
症状を起こさないが、病変があるものを無症候性といいます。検査で見つかった場合は、脳出血などを引き起こす兆候があるので、徹底した生活習慣の見直しが必要になります。検査は年に1度は必ず受けるようにしましょう。
未破裂の動脈瘤が見つかった場合
破裂していない動脈瘤が見つかった場合、将来的にくも膜下出血が起こる原因になります。コブの大きさ、状態などを考慮して、今後の対応を慎重に検討していきましょう。対処方法はいろいろあります。
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