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外骨腫(がいこつしゅ)
サーフィンをする人に発症しやすい病気
外骨腫とは、骨の一部に角のように飛び出した部分ができる良性の腫瘍で、骨軟骨腫とも呼ばれます。耳の外耳道に腫瘍ができると狭まってしまい、耳あかが詰まりやすくなり、聴力は低下してしまいます。
外骨腫は、とくにサーフィンをする人に発症しやすいことが分かっており、「サーファーズイヤー」とも呼ばれています。趣味がサーフィンでよく海に行く人は、この病気について聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
サーフィンなどをする人は、冷たい海水が耳に入り込む機会も多くなるため、寒冷刺激によって骨の異常増殖が起こると考えられています。
難聴の症状が強い場合は、手術が必要となります。また、外骨腫の予防には耳栓をすることが有効です。
治療の進め方
診断
耳の中を観察し、聴力検査を行います。
↓
手術
外骨腫を削って治療していきます。隆起した骨を削って、外耳道を広げていきます。
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