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脳梗塞の診断、検査の流れ
様々な検査で全身をチェック
脳梗塞の疑いで病院に搬送された場合、まずは原因となった病気がどのようなものであるかを確認するための診断が行われます。
バイタルサインの確認
バイタルサインとは、生命兆候という意味で、人体の現在の状態を示す様々な数値で表されます。体温、脈拍、呼吸数、血圧の4つをメインに確認していきます。救急医学では意識レベルも重要視されています。
問診
バイタルサインの確認後に問診を行います。意識がはっきりしている場合は本人に問診していきますが、そうでない場合は付き添い人や家族に聞いていきます。
- いつ、何をしているときに発症したのか
- どのような経過をたどったのか
- どのような症状がでているのか
- 普段の生活習慣はどのようなものか
- 病歴はあるのか
などを聞き取ります。
一般内科的診察
聴診で拍動と呼吸音を調べて、異常があるかどうかを確認します。動脈硬化が進んで血流が悪くなると、雑音が聞こえるようになります。
神経学的診察
神経学的診察は、脳梗塞が起こった部位を特定したり、リハビリを決定する際の参考になります。意識がはっきりして体を動かせる場合は、運動・感覚機能、言語機能、反射などを確認していきます。
一般的検査
以上のような検査以外にも、血液検査、尿検査、心電図、X線撮影などを行って、全身をチェックしていきます。
CT検査、MRI検査で脳梗塞を判定
様々な検査をして、脳卒中である疑いが強くなった場合は、CT検査を行います。CT検査は周囲からX線を照射して、断面画像を写し出すものです。脳出血やくも膜下出血であれば、出血部位は白く写ります。
また、脳梗塞の疑いが強い場合は、MRI検査を行います。これは磁気と電磁波によって画像を写し出す検査で、わずかな病変も写し出すことができるため、動脈瘤や脳梗塞を発見するのに役立ちます。
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脳梗塞の診断、検査の流れ関連エントリー
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- 脳梗塞は、脳の血管が詰まることによって起きる病気です。「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」「心原性脳塞栓症」の3つの種類があります。脳梗塞の患者は男性に多いことがわかっています。
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- 脳梗塞のひとつであるアテローム血栓性脳梗塞について、その原因、症状などを紹介しています。血管が詰まった部位によって異なる症状があらわれます。
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- ラクナ梗塞は、脳の細い血管に起きた動脈硬化が原因の脳梗塞です。1回の発作の予後は良好ですが、複数の箇所に起きると認知症の原因にもなります。
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